ドミニカ プリンセサ ワイニー ナチュラル
新しい生豆を入荷致しました。
Dominica Princesa Winy Natural
ドミニカ プリンセサ ワイニー ナチュラル
(農園名):Alfred Diaz
(地域):Jarabacoa
(種類):Caturra , Typica
(生産処理):natural
(標高):1,480m
Cup COMMENT
Red Wine, Blueberry, milk chocolate, round mouthfeel
他の豆より少々高めの設定ですが、飲んでいただければ納得して頂けるかと思います。
藤沼がコーヒーを好きになったきっかけがエチオピアであるというお話は前回のブログで紹介しましたが、
今回のドミニカも、エチオピア同様、ナチュラルらしい甘さがしっかりと感じられ、藤沼イチオシです。
エチオピアとの違いは、ベリー感だけでなく、ワインのような芳醇さと、ミルキーなチョコレート系の甘さも感じる、複雑なフレーバーです。次々に様々なフレーバーが押し寄せる、不思議な感覚をお楽しみ下さい。
※以下 スペシャルティコーヒーのワタルより引用
スペシャルティコーヒーの栽培に取り組むアルフレド・ディアス氏はドミニカに生まれ、幼少のころにアメリカへ移住、年月を経て故郷ドミニカに戻り、帰郷10年目にハラバコアに移り住みました。ハラバコアの美しい環境とその土地で行われているコーヒー栽培に惹かれたアルフレドは1989年に農園を購入。高品質なコーヒーの生産に一身の情熱を傾け、栽培方法の改良に取り組んできました。
カリブ海に浮かぶイスパニョ-ラ島。この島の東部がドミニカ共和国で、面積は九州と同じくらいの小さな国です。この島にコーヒーがやってきたのは18世紀の初め頃で、中南米の中でも最初の頃にコーヒーが導入されたのがこの島でした。2009年、従来のドミニカコーヒーのイメージを一変させてくれる出会いがありました。すっきりとしたカリブ海コーヒーの特徴を持ちながら、ライムのような香りをもつドミニカのスペシャルティコーヒー。2007年にドミニカのコーヒー協会(CODOCAFE)主催の品評会で第2位を受賞したのもうなずけるクオリティです。当時、この農園のコーヒーをイチ早く買い付け、現在では弊社のドミニカを代表するコーヒーとなりました。
“ディアス氏よりメッセージ”
無事に日本に船が到着したとのことで、ホッとしています。私は、コーヒー栽培の最初から最後まで、責任をもって取り組んでいます。一杯の幸せを家族や仲間、大切な人とわかちあってもらいたい。日本のみなさんが私のコーヒーを飲んで、幸せを感じて頂ける事を願っています。
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昨年以上にクエーカーの量は少なく感じます。カップ自体もベリー系のハッキリとしたフレーバーの強さが今年もあり、安心してご購入いただける品質レベルだと感じます。
他国のコーヒーの輸入ができないドミニカでは、コーヒーの国内価格は非常に高く、また昨年以来のさび病の影響がこれに拍車をかけています。近年は若者の農業離れが非常に顕著で隣国ハイチの人々を雇用している現場がほとんどです。ここ1~2年で生産量が半減したとまで言われ、農園放棄や転作に流れているようです。
そうした背景の中、施肥や農薬などでしっかりと農園管理を行い、これだけのクオリティを保ってくれるディアス氏の苦労は計り知れないように感じます。是非、特徴的なナチュラルフレーバーをお試しください。